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若手社員座談会

名鉄バスの若手社員のみなさんに集まってもらい、座談会を実施。
入社動機から実際に働いてみて感じた会社の魅力、仕事のやりがい、
ワークライフバランスなどについて本音で語ってもらいました。

PROFILE

  • 運転士

    K.Y

    2021年入社
    愛知みずほ大学 人間科学部 心身健康科学科卒
    岡崎営業所

  • 運転士

    T.A

    2023年入社
    中部大学 人文学部 
    コミュニケーション学科
    春日井営業所

  • 運転士

    T.S

    2022年入社
    名城大学 都市情報学部 
    都市情報学科卒
    岡崎営業所

CHAPTER 1.

名鉄バスへの志望動機

K.Y

T.Aくんは、なぜバスの運転士になろうと思ったの?

T.A

大学2年生のときに自動車免許を取得したことがきっかけです。運転するようになってから生活がガラリと変わりました。

T.S

それはわかる。車を持つと行動範囲が広がるよね。

T.A

車で毎日往復2時間をかけて通学して、休日は友達と遠方までドライブ。運転は楽しかったし、自分の運転技術を活かしたいと思ったんです。

T.S

毎日通学していた経験を仕事に活かそうという発想は凄い!

T.A

免許を取ってから大型車両の運転の難しさを実感し、通学に利用していた名鉄バスでチャレンジしたいと思いました。

T.S

僕も自宅の近くを名鉄バスが走っていて、あんな大きな乗り物を安全に乗りこなしているのは凄いなと思ったのが、当社に興味を持ったきっかけ。鉄道が好きで、名鉄グループには憧れを感じていました。

K.Y

私はタイヤのついている乗り物が好き!自分でハンドルを操作してペダルを踏んでクラッチを繋ぐ、マニュアルの運転がしたくて、トラック運転士を目指していました。

T.A

えっ、そうだったんですか!?

K.Y

けれども新卒募集の会社は少なくて、学校の先生に「路線バスはどう?」と勧められて就職活動の視野に入れるようになったんです。

T.S

僕は大学で街づくりとITの融合を学び、公共交通の必要性を感じてこの業界を志望。名鉄バスを選んだのは、地元で働けること。そしてお客さまとの距離感が近く、社会的な安定感が決め手になりました。

K.Y

私は通学で名鉄電車を利用していて、運転や接客の印象が良く、最初から名鉄バスに絞って選考を受けました。

T.A

確かに、自分はこんな運転がしたいという会社から指導を受けたいですよね。

K.Y

運転が好きといっても、お客さまを乗せるバスの運転士は責任重大。女性が少ない業界で不安もあったけど、マンツーマン指導で教育がしっかりとしていると知り、挑戦してみようと思いました。

CHAPTER 2.

名鉄バスの魅力を教えてください

K.Y

安心できる研修制度が魅力です。免許を取得した後はすぐに公道での教習は行わず、名鉄バスの敷地内で同期のみんなと親睦を深めながら運転に慣れることができました。

T.A

バスに触れるのが初めての僕でも一人前になるまで、先生がしっかり指導をしてくれました。カーブのときのコツなど、その通りに運転すると技術がみるみる上達していったんです。

T.S

僕は研修期間が一番大変だった。今まではそつなくこなしてきたのに、生まれて初めて何もできない、上手くもなっていかない……。それでも初めてお客さまを乗せたときに「ありがとう」と言っていただき、本当に嬉しかった。

K.Y

先生にも恵まれました。若手の考えを理解して、人に合わせて指導をしてくれる。研修時に「入社してよかった!」と改めて感じました。

T.S

僕は人間関係の良さが一番の魅力だと思う。特に若い世代の社員を気にかけてくれて、これだけ分け隔てなく関われる職場は、そうないんじゃないかな。

K.Y

運転士は1人で仕事をするので、孤立しているイメージを持っていたけど、横の繋がりが強く、相談もしやすいよね。

T.S

以前、乗務中にヒヤリとする場面があったとき、上司と一緒にドライブレコーダーの映像を見て、どうすれば良かったのかを考えてくださり、成長のきっかけを与えてもらいました。

T.A

いつも周りに気にかけてもらっています。仕事以外の話もするので親しみやすく、すぐに職場に馴染めました。

T.S

中途入社の方が多く、前職の経験やいろんな話を聞くたびに多様性を感じます。投資など、人生のためになるレクチャーをたくさん受けています。

K.Y

私は一人暮らしを始めたので、住宅支援制度と社員証で名鉄バスに乗れることがとても助かりました。入社後の半年間は家賃の半分を補助してもらえるので、金銭的な心配をせずに仕事に集中できます。

T.S

家族乗車証は、祖父母が病院に行くときに使っています。「今日はおじいちゃんが乗っていたよ」と運転士さんに言われることがありますね。

CHAPTER 3.

ワークライフバランスについて

K.Y

運転士は、家に持ち帰る仕事がないので、仕事とプライベートのメリハリをつけられる点がいいですよね。

T.S

運転士の勤務は、朝から夕方までと、朝と夜に勤務をして中憩(中休み)を取る2つのスタイル。中憩は自由に使うことができるので、いつも有効活用しています。

T.A

早朝や深夜勤務は寝不足にならないか心配でしたが、中憩がしっかり確保されているのでバランスが取れていますね。

K.Y

中憩時に買い物をして家でご飯をつくり、洗濯をすれば、夜に帰宅してからは何もせず、ゆっくり休息が取れます。中憩が短い日は、営業所内の女性用休憩室で過ごすけど、仮眠できるベッドもあるので快適です。

T.S

同じ営業所には夫婦で運転士をされている方がいて、一緒に出勤・退勤している光景を目にします。それぞれの事情に合わせて勤務を調整してくれる風土があると感じました。

K.Y

ところで休日は、どんな風に過ごしている?

T.A

旅行に行くことが多いですね。福利厚生倶楽部をよく使っていますが、全国各地の飲食店や博物館、ロープウエイなども割引価格で利用できるので重宝しています。

T.S

それはいいね。僕は鉄道が好きなので、自宅で鉄道模型を楽しんだり、旅行にも出かけます。運転士は4日働いて2日休むスタイルなので勤務の予想ができ、予定も立てやすい。毎週の休みが異なるので、平日にしかできない用事を済ませることもできて便利です。

K.Y

私は対局で、休日は家で読書や編み物を過ごしています。幼い頃から毎年、父とスキーに出かけるので、この冬はニット帽をつくりました。

T.A

仲がいいんですね。ところで、先輩たちは誕生日休暇を利用していますか。

T.S

毎年、自分の誕生月には家族で休みを揃えて旅行に出かけています。公休と併せて3連休にして、昨年は岩手と宮城、山形に行き、温泉や牛タンを堪能しました。

T.A

僕はもうすぐ誕生日。仙台に行きたいと思っているので、お勧めのスポットを教えてください!

CHAPTER 4.

安全・安心な運行のために気を付けていること

K.Y

私たちの使命は、お客さまを笑顔でお迎えし、目的地まで安全第一に送り届けること。普段、どんなことを心がけていますか。

T.S

僕が勤務する岡崎営業所は、他の営業所と比較して路線が複雑で、バス停数は400以上にのぼります。また、山道や狭い道を通ることもあるので路線の特徴を把握し、安全・確実な運行と丁寧な案内を心がけています。

T.A

車内のお客さまで気をつけることは、バスの動き出しと止まるときです。とにかく急ブレーキを避け、信号を目にしたらブレーキをかけるタイミングを考え、事故のないように徹底しています。

T.S

1年前、T.Aくんと同じくらいのときかな。ダイヤどおりに運転できるようになったんだけど、時刻のことばかりを考えていたら目の前に車が割り込んできて、急ブレーキをかけてしまったんです。そのときは自分の運転を見直すきっかけになりました。

K.Y

私もいろんな経験を重ねて、周りの動きを把握しながら一般車の動向予測ができるようになりました。一番成長を感じるのは運転技術の向上です。クラッチミートのスムーズさや滑らかな発進停止など、バスを運転し始めた頃よりも上達して、お客さまからも「運転が上手だね」と声をかけていただきました。

T.A

僕は車内アナウンスにも力を入れ、「扉が開いてから、ご移動をお願いします」「手すりや吊革などにおつかまりください」と丁寧に伝えています。すべて当たり前のことですが、お客さまからお褒めの言葉をいただくと取り組んで良かったと思いますね。

T.S

お客さまからのお褒めの言葉は、本当に嬉しいよね。僕も1年目に、毎日乗車される年配のお客さまに「他の人と比べて案内も優しいし、運転も丁寧でとても安心して乗れるわ」と声をかけていただきました。真面目にやっていれば、それを見てくださる人がいる。そして、自分がみなさんの生活を支えていることを強く実感して、もっと精進していこうと思いました。

MESSAGE.

学生のみなさんへの
メッセージ

K.Y

「大型車両を運転する自信がない」と運転士への憧れと不安の中で、葛藤している人が多いと思います。その両方が運転士としての成長には必要です。仕事は勇気を出してやってみないとわからないもの。挑戦するなら人や環境に恵まれている名鉄バスで、その一歩を踏み出してほしいですね。

T.S

バスの運転士は、日々のあたり前を提供する仕事です。普段、注目されることはありませんが、お客さまに「いつもありがとう」と声をかけていただくと、この仕事の必要性を実感し、誇りを持つことができます。人の温かさを日々感じながら、私たちと一緒に地域の足を支えていきませんか。

T.A

お客さまからの感謝の言葉は、一番のモチベーションです。また、上司や先輩から安全運行に関するアドバイスを受けたり、意見交換をしながら常に向上心を持って仕事に取り組めます。高いモチベーションを継続しながら、常に新鮮な気持ちでチャレンジできる職場をぜひお勧めしたいですね。