一期一会を大切にしながら
より多くの運転士を育てていきたい。
M.O
津島営業所
前職：大型トラックの
中距離輸送ドライバー
My Career
入社から今日までのキャリア
2012年10月 運転士として津島営業所に配属
2019年4月 主任運転士に昇格
2021年4月 教導主任運転士（新人教育指導員）に昇格
入社動機
大型トラックのドライバーに従事していましたが、リーマンショックで収入が半減。将来に不安を感じていたとき、名鉄バスの求人募集のステッカーを目にしたことが、当社に興味を持つきっかけになりました。決め手になったのは、安定した経営基盤を持つ大手企業であること。そして、公共交通機関として社会的に重要な役割を担う職務にやりがいを感じたからです。バスの運行では、お客さまの笑顔に日々励まされてきました。
仕事とやりがい
津島営業所には名古屋市中心部と津島市を結ぶ一般路線と、長島線などの近距離高速路線、そして遠足・観光地へ向う貸切業務などがあり、私はすべての運行に携わっています。まずは一般路線からスタートし、大型バスの運転と接客の難しさと喜びを感じながら経験を重ね、高速バスや貸切バスへとスキルアップできたことは、自身の成長と自信に繋がりました。入社４年目に伊勢志摩サミットでカナダの要人送迎を任され、警察車両に誘導されながらホテルと空港間を運転する貴重な経験もさせてもらいました。現在は、教導主任運転士として新入社員の技能研修も担当しています。オートマ車の運転経験しかない人も多く、大型バスの車両間隔に慣れてマニュアルの運転操作を学び、接客などをイチから覚えていくのは大変なことです。それでも一人ひとりの個性や能力に合わせて指導をし、無事に次のステップへと送り出せたときにやりがいを感じます。
入社して感じた名鉄バスの印象と強み
地域のみなさんは、白地に赤いラインの車両を見ると、すぐに「名鉄バス」を思い浮かべるのではないでしょうか。それだけ社会に浸透している企業は幾つもありません。社会的な知名度や信頼が高く、景気に左右されずに安定した収入を得られることが最大の魅力です。40代で名鉄バスに転職できたことを家族はとても喜んでくれました。また、公共交通機関は堅いイメージを持っていましたが、誰とも気さくに話のできる和やかな雰囲気で人間関係に苦労したことはありませんね。運転士として勤務して感じたのは、バスは単なる移動手段ではなく、地域に密着したコミュニティの場でもあることです。特に自治体から委託されるコミュニティバスには同じ時刻に、同じ席に座って利用されるお客さまが多く、「今日はどこに出かけるの？」「お父さんは元気？」といった会話を耳にしたとき、私たちが担う責務の重さと使命を改めて感じることができます。
実現したい夢・目標
名鉄バスには、運転士を目指して新卒の学生から転職者まで幅広い年代の方が入社してきますが、みなさんのこれまでの人生は、実に様々です。私はすべての人との出会いを大切にし、約１カ月半の研修期間中は、ときには父親、兄貴のような存在として一人ひとりに寄り添って指導をしています。これからも「一期一会」をモットーに一人でも多くの名鉄パーソンを育てていけるように生涯現役を目指して努力していきたいと思います。
代表的な1日のスケジュール
| 8:00 |
出勤と車両点検朝早くに営業所に出勤し、バスの点検を行います。エンジンやタイヤ、ライトなどの安全確認や機能の点検を行います。 |
|---|---|
| 8:15 |
運行開始前の打ち合わせディスパッチャー（発車係）や同僚とのミーティングが行われ、当日の運行スケジュールや特記事項などが共有されます。 |
| 8:30 |
朝の運行朝ラッシュ時や学校や会社への送迎など、朝の主要な運行が行われます。この間にはバス停での乗降者の対応や料金の回収を行います。 |
| 12:00 |
昼休憩長時間の運転後には休憩があり、昼食やリフレッシュの時間が確保されています。 |
| 14:00 |
休憩と車両メンテナンス運行の合間には再び休憩があり、バスのメンテナンスや清掃を行います。 |
| 16:00 |
夕方からの運行夕方から夜にかけての運行が行われます。夜間は通勤やイベントの帰宅ラッシュなどがあります。 |
| 18:00 |
運行終了後と報告運転が終了した後には、営業所に戻り、当日の運行報告や次の日のスケジュールなどを確認・報告。 |
休日の過ごし方
常に緊張感を持ち続けることは難しく、ストレスにしかなりません。私は仕事とプライベートのバランスを意識し、休日には趣味のバイクを楽しんで心身ともにリフレッシュ。社内のバイク好きなメンバーとは普段から情報交換をしたり、一緒にツーリングに出かけることもあります。最近のお気に入りは、自宅につくったガレージでコーヒーを片手に愛車を眺めること。見ているだけで幸せな気分になれる至福の時間です。